こんにちは。
あるいはこんばんは。
ゲームブック総合サイトの管理者です。
本日は実に個人的に思うところですが、ゲームブック業界での収益方法について考えてみたいと思います。
勿論言うは易く行うは難しで、単なるアイデアに過ぎず、実現させるのは容易ではありません。
それでも少しでも契機となり業界が潤うといいなと言う願望的なところではあるのを最初にお断りさせて頂きます。
アニメ
アニメの市場規模について下記の記事を参照します。
アニメの国内市場規模は2019年12月の数字で1兆1100億。
内訳は
- 商品化権5,000億
- 遊興(パチンコ・パチスロ)3,000億
- テレビ版1,100億
- 劇場版400億
- ネット配信600億
- DVD等600億
となっています。
つまり純粋なアニメ媒体ではなく、物販やパチンコなどのライセンス権で7割を占める状態です。
鬼滅の刃の劇場版、無限列車で400億の興行収益を叩き出したのも記憶に新しいですね。
煉獄さんたちだけで通常時の年間市場規模を稼いだ計算になるので、如何に鬼滅が凄まじいのか歴然とします。
しかし、アニメ劇場版の観点では前人未到の快挙であったとしても、純粋に400億という数字を改めて眺めてみたいと思います。
小売業界の年商
何度か言及していますが、筆者は小売業界にいました。
筆者が働いていた企業で考えても年商は1,800億あったのです。
数字は下記サイトを参照させていただいています。
業界トップのイオンともなれば、2021年2月の決算で
- 売上8兆6039億
- 営業利益1,506億
- 経常利益1,388億
- 純利益-710億
と、コロナ禍の影響をモロに受け純利益はマイナスという結果に着地しています。
しかし、8兆6千億と言う、桁外れの売上は注目に値します。
小売業界はこの様に売上規模はかなり大きく、各業界も下記のとおりです。
- セブン&アイHD(セブンイレブンなど) 6兆6,444億
- ファストリテイリング(ユニクロなど) 2兆88億
- ヤマダHD(ヤマダ電機など) 1兆6,115億円
- パン・パシフィック・インターナショナルHD(ドン・キホーテなど) 1兆6,819億
小売店業界の方がアニメ業界よりも市場規模がかなり大きいことが一目瞭然です。
へずまりゅう
さてここで一見脈絡がない、未会計でスーパーで商品を食べて捕まり裁判になった迷惑系YouTuber、へずまりゅう氏の記事をご確認ください。
YouTubeではいくら再生数を稼いでも、迷惑行為の動画自体投稿数に制限がかかったり、広告がつかないこともあり、収益があまり得られない状況にあります。
そこで彼はTシャツなどの自分の関連グッズを販売し、それによる収益は月間200万円を稼いだこともあるようで。
収益の割合としては再生回数と物販で2対8の割合と言うYouTuberもいるとのこと。
面白がって買う層が少なからずいるようですね。
これは悪い例ではありますが、物販と言う収益モデルには着目してみたいところです。
物販に着目
そこでゲームブックも世界観やキャラクターを起用した物販をしてみると言う方法があります。
販路はメルカリなどのフリマアプリを利用してもいいでしょうし、
香取慎吾さんのCMで周知されているBASEなんてお薦めです。
前者のメルカリは、登録にはスマホが必要ですが、運用はPCでも可能なので、以前よりも使いやすくなっています。
物品の調達には、いちから作らなくとも、画像さえ用意すればライセンス料を上乗せして物品販売できるサイトですらあります。
まずは北海道発のJK音楽ユニットLAUSBUBにご注目。
彼女たちは物販サービス「SUZURI」を音楽活動の収益源として活用しています。
若い世代に人気の彼女たちは地元TVにも取り上げられ、グッズも紹介されたそうです。
正直どれほど売れているのか、販売額ではなく利益としてどれくらい稼げるかは未知数ですが、在庫リスクなどがなく手軽にできるかと思います。
まとめ
物販で収益をあげるためにはコンテンツがどれだけ人気を得られるかによります。
まあ、それが一番むずかしいわけですが。
ただ、ファンが結構いらっしゃると思われるゲームブック作家集団さんであればかなり現実的なんじゃないかなと思います。
ゲームブックも売りたいけど、世界観を感じて欲しいと言う場合には有効的じゃないかなと。
商品を作った。
売れなくて在庫が運営を圧迫している。
ゲームブック作っている場合じゃない。
となると本末転倒ですが。
前述のSUZURIで様子を見て、人気が出てきたら3Dプリンタとか使って商品作成するとか。
そんな感じで試してみるのもいいかも知れません。
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